DJI新作FPVドローン発売!DJI Avata2の注意点!
2024.4.16皆さまこんにちは!FDDI事務局です。
本日は先日DJIから発売開始のAvata2のご紹介と注意点です!
Avata2とは通常のドローンとは異なる、FPVドローンと呼ばれる機体になります。
「FPV」とは“First Person View(ファースト・パーソン・ビュー)”の略称で、日本語で一人称視点という意味です。
通常のドローンは送信機の画面を通した視点ですが、FPVドローンの一人称視点とはドローンから見た視点のことで、ゴーグルを通してまるで空を飛んでるかのような操縦が可能です!
近年ではドローンレースでFPVドローンの活用が進められています。
ただドローンレースなどで使われるFPVドローンは主に5.8Ghz帯の周波数を用いて映像伝送する方法が一般的なため、
個人用途では「アマチュア無線4級」以上の資格、無線局開局の登録が必要なため、一般向けではありませんでした。
そんな中Avata2の通信は2.4Ghzのため、アマチュア無線関係の免許・資格や開局手続きは不要なため、一般の方でも楽しめる機体となっています。
しかし、屋外でゴーグルをつけて飛行させる場合は非常に重要な注意点がございます!
- Avata2は100g以上の機体になるのでDips登録が必要!
- 目視外での飛行申請が必要!
- 飛行日誌の記録が必要!
- 事前のDips通報が必要!
- 補助者の配置が必要!
この中でも特に重要なのは機体登録、目視外での飛行申請、補助者の配置です。
・機体登録
現在日本では100g以上の機体は全てDipsで登録を行う必要があります。
こちらを行わずに飛行させてしまうと50万円以下の罰金又は1年以下の懲役を科せられることになります。
・目視外での飛行申請
ゴーグルを通して飛行させる場合、目視外での飛行申請が必要となります。
ゴーグルを通して飛行させてるのに?となりますが、ゴーグルを通しての飛行や、通常のドローンにおいても送信機の画面を通しての飛行は目視外飛行となります。
・補助者の配置
目視外での飛行申請を行う場合、安全対策として補助者の配置が必要です。
実際には屋外でゴーグルをつけて飛行させるとなるとかなりハードルが高いことが分かります。
上記申請を全て行ってまで趣味で飛ばすのは大変ですね、、
屋内での飛行であれば目視外申請などは不要です!安全に気を付けて楽しめます!
2022年12月からドローンも免許制が始まり、法制度もかなり厳しくなりました。
免許がないと飛ばせない!という訳ではありませんが、上記のようなドローンに関する正しい知識、技術を獲得するためにも免許の取得をおススメしております!
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