Wake up Drone Journal
2018.2.27皆さん、こんにちは。FDDIのYUです。
現在、たくさんの自治体で捜査活動におけるドローンの導入・活用が進んでいます。日本だけではなく、世界中でドローンが捜査や人命救助で大活躍しています。
イギリスの新聞社のTelegraphの報道によると、先週の日曜日(2月25日)に、イギリスの警察がドローンを使い、わずか数分間で車事故に当たった意識不明の男を発見し、救助することに成功しました。
使ったのは赤外線カメラ搭載のDJI社のInspireです。
夜中の2時頃、イギリスのリンカンシャーで車が横転する事故が起こりました。運転手の男性は自分で病院に行こうとしたのか現場にはおらず、横転している車を見つけた近隣住民が通報し、事件の捜査が始まりました。
通報を受けた後、その運転手を見つけようとする警察は歩いて捜査すると同時に、赤外線カメラ搭載のドローンを使って捜査を行いました。
そしてわずか数分後、ドローンは事故現場から160メートル離れた場所で溝に倒れて意識不明に陥った運転手を発見しました。
Twitterアカウント @WoldsSgtより
夜中でしたが、ドローンに搭載された赤外線カメラが人の体温で感知することができるため、男を発見することができました。
ドローン操縦者は男を発見した後、すぐ警察に指示を与え、指示に従って現場に到着した警察が救急車を呼んで、男を病院に運びました。
救助に参加した警察はその後、Twitterにドローンで撮った当時の救助動画を上げました。
警察によると、男が見つかった時、すでに凍死寸前でした。
ドローンを活用していなければ、警察は長時間をかけて、一歩一歩、夜中の真っ暗な郊外を歩いて捜査しなければなりません。
ドローンでの素早い救助で、一人の命が救われました。
このようなニュースを見て、ドローンスクールでの仕事のやりがいを改めて感じました。