ドローン物流の新構想 米フォード社「オートリバリー(Autolivery)」

皆さん、こんにちは。

FDDIのYuでございます。

 

3月18日、アメリカで自動運転モードで走行していたUberの車両が死亡事故を起こし、自動運転の安全性が再び注目されています。

この事故は、今後の自動運転車両の設計・開発にも大きな影響を与えるのでしょう。

 

米自動車メーカーのフォードは近年、自動運転車両の安全を確保するために、ドローンを活用しています。

センサーとカメラを装着している自動運転車ですが、車が道から離れたり、森のような多くの障害物が不規則に分布している極端な環境に入ったりすると、車体に装着するマッピングシステムが機能できなくなる恐れがあります。

その際、ドローンは車の上空を飛び、車付近の状況を検知してナビアシスタントとしての役割を発揮することができます。

 

フォード社CEOがDJIとの連携ドローンナビ開発計画を発表(2016年)

IndustryWeek より

 

ドローンをナビシステムに利用する以外、フォード社は2017年に、新しい配達手段として「オートリバリー(Autolivery)」を発表しました。紹介動画では、自動運転車は配送先のビルの下に駐車して搭載のドローンを飛ばし、高層階に住む顧客に荷物を届ける構想が紹介されました。

「オートリバリー」の紹介動画

 

ドローンを物流プロセスに取り入れることより、運送における「ラストワンマイル」の課題を解決することが期待できます。

 

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