ドローンスクールに通うまで
1. ドローンスクールに通おうと思ったきっかけは何でしょうか?
二点あります。初めに、安全管理者としての知識を学ぶためです。もう一点が、操縦技能を学ぶためです。
2. 独学ではなく、スクールに通うことにした理由は何でしょうか?
操縦資格、安全運航管理者資格を取得したかったからです。現在では、民間資格とはなっていますが、将来的には免許制に移行する可能性が大きいため取得しようと考えました。また、ドローンに触れた経験が少なかったため、操縦技術を基礎から学びたいと思いました。
3. ドローンスクールを選んだ基準は?
岡山県の講習会で御社の草加社長がプレゼンされた際に当社(ウエスコ岡山)の社長が聞いており、社長が御社に感銘を受け、私に推薦がきたことです。
4. その中で、FDDI を選んだ決め手は何でしょうか?
草加社長のプレゼンです。それによって当社の社長が決断したからです。また、御社の親会社に株式会社レイヤーズ・コンサルティングがついていたので信頼できました。
ドローンスクールに受講後
1. FDDIに実際に通ってみてどのようなメリットがありましたか?
操縦技術や操縦知識を学ぶことができたことはもちろんですが、JUIDA 認定スクールということでJUIDA の認定書が貰えたことです。自分で申請することでJUIDA の講師にもなることができることです。
2. スクールに行く前と後でドローン操縦技術・知識面で変化はありましたか?
知識面では、もともと勉強はしていたのでいい意味での復習ができました。操縦技術においては、実務に生かせる技術を学ぶことができました。
3. FDDIで受講したコース内容について改善すべき点はありますか?
操縦の練習時間がもう少しあれば良かったと思います。また、ドーム内以外にも野外での実務向け操縦練習があるとなお良いと思います。
4. 今後、事業にドローンを活用していく中で、ドローンスクールに期待することは何でしょうか?
測量している人を紹介してほしいです。同じ時期に受講した方とは話をして情報共有することができるが、時期が違う人に関しては、関わる機会が全くないので同業の方がいれば紹介してほしいです。それと関連して、卒業した方向けの同窓会のようなものを企画することにも期待しています。
事業におけるドローンの活用
1. 貴社の事業ではどのような目的でドローンを活用していますか?
測量です。地形の計測や災害現場の撮影です。
2. ドローンを使用しようと思ったきっかけは何ですか?
ドローンが測量に応用されるといった情報が業界内の情報として話題となっている中で、今後ドローンの活用は増加するものと予想したからです。
3. 実際に事業でドローンを活用してみて、どのような点にメリット・デメリットを感じますか?
メリットは、天候や環境の条件が良い面においては、大幅な作業の効率化が図れることです。
具体的には、従来の方法であれば5日~10日かかる作業がドローンを活用することで2~3 時間で完了することができ、人が立ち寄るには危険な場所においてもドローンならば安全に作業できます。ドローン(ファントムシリーズ)の性能も非常に優秀です。
デメリットは、天候に左右されることです。雨や風の強い日には、ドローンを使用することができないからです。また、木が密集しているところなどドローンを飛行させることが困難な場所では、地形測量はできないことです。
4. ドローンの活用により、定量的(業務効率化によるコスト削減、新サービスによる売上拡大、等)はありましたか?
売上拡大に関しては、ドローンを導入したのが3年前で、3年前に比べ昨年の件数(現場にドローンを使用した件数)が約5倍になり、売上も約3倍になりました。
5. 貴社の事業において、今後、ドローンをさらに活用していく展望はありますか?
ドローンにレーザースキャナーを搭載し、事業に活用したいと考えています。しかし、レーザースキャナーの価格が高い点とレーザースキャナーをつけるとなると大きいドローンを使用しなければならないことが課題としてあります。また、長時間飛行できるドローンも導入しました。高性能のバッテリーの使用やカメラをコンパクトにしていくことで約15 分の飛行時間であったのが約30分の飛行時間になり、活用の幅が拡大していっています。
ウェブサイト : 株式会社ウエスコ http://www.wesco.co.jp/