ドローンで運搬といえば、皆さんもご存じの
「楽天」や「Amazon」が最先端で取り組んでいます。
実用化に向け検証を重ねている段階ではありますが、
今もなお実用化には至っていません。
ドローンでの運搬を可能にするためには様々な課題があります。
ここでは2つの課題を紹介します。
課題①規制
現行の航空法では許可がなければ、
ドローンは目視の範囲内でしか飛行させることはできません。
また、都市部等の人口密集地域で飛行させることもできません。(2022年12月から免許制度ともに解禁)
しかし電波利用や航空法上の立入管理措置等、実用化するにはあと一歩が足りないといえます。
当ドローンスクールでは「都市部等の人口密集地域で飛行」に必要な1等無人航空機操縦士コースを開講しております。
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課題②機体
皆さんはドローンで何㎏の荷物が運べると思いますか。
2019年現在では20㎏以上運べるドローンは、日本のどこにも存在しません。
また積載量だけではなく飛行時間も大きな課題です。
通常のドローンはリチウムポリマーバッテリーによって飛行します。
ただ、バッテリーは飛行時間が最大40分程度で、産業活用としてはあまり向いていません。
近年では飛行時間を延ばすためにガソリンとバッテリーのハイブリットドローンや
水素燃料を使用したドローンが作られるようになってきました。
ここでは一部ですが、運搬に関する動画をご紹介いたします。
被災地や過疎地域への物資配送(食料・医薬品)に活用されます。また、運送会社のドライバーの人手不足による代替として今後大きな注目を浴びています。